築年数が結構経っている

家賃を低くおさえたい場合に選ぶべき物件とは?

家賃をおさえて節約したいならば、まず駅から遠い物件がおすすめです。一般的に、駅近の物件に人気が集まり、家賃も高くなります。駅から徒歩10分以内の物件は、駅近というだけで家賃を高く設定しているのです。また、同一の物件でも、1階や北側の部屋は比較的安い賃料で入居できます。1階は防犯上の不安があるからですが、階段を使わない分、重い物の搬入や引越しが楽というメリットもあります。そして、日当たりを重視する人が多いことから、南向きの物件の家賃が高くなりがちです。

でも、昼間は仕事で寝るためだけに帰るようなハードワーカーなら、北側の部屋でもあまり支障がないのかもしれません。それから、迷信を気にしない人なら、墓地の近くの物件が良いでしょう。このように、心理的に忌避される物件も賃料をおさえられます。

築年数が経っている物件はおすすめ

築年数が経っている古い物件も、賃料の節約効果があります。新築や築浅の物件ほど好まれる傾向がありますが、その分家賃が高く設定されているのです。しかし、築年数が経っている物件と言っても、リフォーム工事が済んでいれば、築浅物件とさほど外観は変わりません。耐用年数が短いと言われる木造建築の物件でも、定期的にきちんとメンテナンスすれば、100年居住できると言われているのです。逆に、メンテナンスがおろそかで様々な部分が劣化した物件の中には、解体まで格安料金で住めるものもあります。

こうした物件なら、ペットを飼ったり、内装を自由に改良したりできるというメリットも望めるでしょう。したがって、家賃を低くおさえたいなら、あえて築年数が経っている物件から探す方が良いかもしれません。